飲食人大学は、かつてホリエモンの「すし屋に修行は不要」発言でも注目を集めた、現場実践力を身につける大学です。
3ヶ月という短期間に、現場で通用する技術を習得できるプログラムがあり、現場実践主義を貫くスタイルが特徴です。
実に、実技8割という、一見すると厳しいカリキュラムにも人気を集めています。開校以来、5,000件を超える開業・転職の成功実績があり、ミシュラン品質の技術を習得できると話題です。
そこで、この記事では、飲食人大学の評判や口コミに加え、学費や就職先について解説します。飲食業に就きたい、独立・開業を目指している方はぜひ参考にしてください。
飲食人大学とは?未経験が3か月で寿司職人を目指せる!
飲食人大学とは、飲食業界の現場で活躍できる技術をわずか3ヶ月の短期集中で学べるスクールです。
これから飲食業界で働きたい方はもちろん、すでに飲食業界で就労している方のスキルアップを目的として、実践的な技術を身につけることができます。はじめに、飲食人大学の特徴をチェックしていきましょう。
実技8割の現場実践型カリキュラム
授業の8割が実技というカリキュラム構成で、調理の基礎をはじめプロの知識を学ぶことができます。調理未経験の方でも基礎から応用、お客様を招いたコース料理の作成などまで学べるので、調理現場に出たときに即戦力になります。
ミシュランレベルの技術が学べる
ミシュラン掲載店舗で腕を振るうプロの講師陣から、直接指導を受けられるため高品質かつハイレベルな技術を習得できます。また、ミシュラン掲載店舗と連携しているため、卒業後の就職先や実務経験のチャンスも得られます。
転職、開業の成功実績5,000件の充実した就職サポート
飲食人大学卒業後は、就職・転職の支援システムを利用できます。就職サポート開始以来、のべ5000件以上の転職・開業の成功実績があるため、目指す目標を達成しやすい環境が整っています。また、就職先は国内のみならず、海外も視野に入れているため、卒業後は提携するミシュラン掲載店舗で実績を積み、海外に出店する方も少なくありません。
関東、関西、九州に校舎を構える
飲食人大学は関東(東京校)・関西(大阪校)・九州(淡路島校・福岡校)に校舎を構えています。いずれの校舎でも同じコースを受講でき、3ヶ月間みっちりと学ぶことができます。
夜間コースがあるため働きながら通える
寿司マイスター専科には、すでに飲食業界もしくは和食業界で実務経験がある方を対象とした夜間コースがあります。ほかのコースと異なり基礎的な部分を省き、よりスキルアップできるよう専門性を高めたコースとなっています。
夜間コースは受講する際に条件があるものの、働きながらでも自身のスキルに磨きをかけることも可能です。
飲食人大学は厳しい?口コミ評判
飲食人大学を調べた結果、口コミは全体に充実した3ヶ月であり、プロの技術を習得できるといった内容が多くありました。中には、講師から厳しい指導があるなどの声もありましたが、その分学びが多かったという内容が多く寄せられています。
イマイチな口コミ
実技ばかりの授業内容でしっかりとした技術、実際のプロの調理が身につく厳しい指導の学校。
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技術は身につけど、心は養われず。ご自身がどうなりたいか、よく考えて入学されたほうが良いです。
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良かった口コミ
学校で教わった知識、魚の捌き方、握りの技術や所作は、現場で即効で役に立ちました。
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プロの技術を本当に3ヶ月で習得でき、色々な食材を知れる。
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3ヶ月で寿司職人に必要な技術、知識を学ぶことができました。
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講師たちから親身になって技術指導して頂き、料理の技術、食材の知識が身についていく感覚が実感できます。
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飲食人大学の学費は?コース概要を徹底解説
飲食人大学は、短期集中でプロの技術を学べることがわかりましたが、具体的な費用やコースの概要が気になっている方もいるのではないでしょうか。ここでは、コースごとの学費と概要を解説します。ぜひ目を通してくださいね。
寿司マイスター専科
寿司マイスター専科は、寿司職人としてマストな技術と、現場ですぐ活躍できる実践的な内容を中心に、独立した際の経営全般まで一貫して学べるコースです。
調理の基礎から江戸前鮨技法、そのほか応用技術まで広範囲かつ高品質な内容で設計されています。調理未経験の方でも、2ヶ月で基礎を習得し、3ヶ月目で応用技術を習得し、プロの寿司職人を目指します。
夜間コースは、和食もしくは和食以外の調理実務経験2年~3年以上の方を対象としており、期間は2ヶ月のコースです。なお、学費のほかに教材や制服代などが60,101円、食材費が都度かかるため、授業料+100,000円~150,000円程度は余裕を持っておくと良いでしょう。
【昼間コース】
時間:9:00~16:00(月曜~土曜)※祝日除く
授業料:880,000円
【夜間コース】
時間:17:30~22:00(月曜~土曜)※祝日除く
授業料:770,000円
※夜間コースは和食調理実務経験2年以上、もしくは和食以外の調理実務経験3年以上の方が対象。2ヶ月コースのみ。
中華マイスター専科
中華マイスター専科は、中華料理人としてマストな実践的技術と、独立した際に役立つ経営全般まで習得できるコースです。包丁の使い方や魚の三枚おろしなど、調理未経験の方でも基礎から学ぶことができます。
最初の1ヶ月目では包丁の使い方など基礎的な技術に加え、調味料や肉の種類などを習得します。2ヶ月目には麺料理や一品料理など応用実習があり、3ヶ月目にはコースを組むときのメニュー作成から調理まで実習があります。
3ヶ月目には実際にお客様を招待しての対面授業があるなど本格的です。なお、中華マイスター専科は昼間コースのみ、夜間コースはないため注意が必要です。また、授業料のほかに教材や制服代がかかるため、トータル的な学費は余裕を持って準備しておくとよいでしょう。
【昼間コース】
時間:9:00~16:00(月曜~土曜)※祝日を除く
授業料:880,000円
飲食人大学の注意点。短期間だけに本気度が試される!
飲食業界は技術を身につけるために修行期間が必要とされてきましたが、飲食人大学はこの修行期間を省くべく、短期間で実践的な技術を習得できることが特徴です。
しかし、短期間だけに個人の本気度により、習得状況に差がでることもあります。ここでは飲食人大学の注意点を見ていきましょう。
将来への適性判断のための面接がある
寿司マイスター専科では、将来の適正判断のために、入学前に面接が行われます。これは、どんなに寿司マイスター専科を受講したくても、適さない方もいるためです。また、授業料も安くはないので、本気度はもちろんコースへの適正を見極めてからの入学となっています。
定員制採用だから希望時期に入学できない場合あり
各コースは定員採用制のため、希望したタイミングで入学できない場合もあります。また、少人数制の授業でみっちり指導をすることにも関係しているため、通学時期が限られている方は早めの申し込みをおすすめします。
授業料以外に費用がかかる
各コースは、入学金と授業料のほかに、自分の調理器具・制服代・教材費・食材費などの費用がかかります。具体的な金額はコースにもよりますが、入学する際は余裕ある費用を準備しておきましょう。
飲食人大学のよくある質問
飲食人大学に寄せられるよくある質問をまとめました。入学を検討している方はぜひ目を通してくださいね。
海外就職は可能?
飲食人大学を運営するRETOWNグループでは、飲食業界に特化したお仕事紹介サービスを全国展開しており、海外転職も進めています。
50代から寿司職人を目指せる?
飲食人大学では年齢制限を設けていないため、50代からでも寿司職人を目指すことができます。
まとめ
今回は、飲食業界に特化した技術を習得できる飲食人大学を紹介しました。寿司職人と中華料理人を目指す2つのコースは、どちらも3ヶ月の短期間でミシュラン級の実践的な技術を習得できる点が魅力です。
短期集中で学べる一方で、やり抜く本気度も必要になるものの、卒業後は国内外で就職支援を行っているので、身につけた技術を即実践できる場も見つけやすいです。卒業生の中には、卒業後に飲食人大学が連携するミシュラン掲載店で働き、実績に箔をつけて海外に出店する方もいるほどです。夢をつかむステージが広がるといっても過言ではないでしょう。
また、年齢制限を設けていないので自身のセカンドステージとして、活用する方も少なくありません。一歩踏み出すことで今後の人生を変えるきっかけになります。飲食業界で働いてみたい方、基礎から応用までプロの実践的な技術を習得したい方は、ぜひ飲食人大学を検討してみてくださいね。